スミスハキリバチ
- shibata-t
- 2019年10月29日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年12月8日

ハチ目 ハキリバチ科
体長 メス14~17mm オス12~15mm 植林後間もないスギやヒノキの植林地、雑木林などの地面に穴を掘って巣をつくり、主にマメ科の植物の葉を切り取って巣に運び、その中に花粉と花の蜜を練ったものを貯え幼虫の餌にします。 完成した巣穴の入り口は、密封されずに開口したままのようです。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国に分布します。 成虫は、7月~10月に見られます。 (写真)オス 2017.7.13 神戸市北区淡河町淡河
























またしてもお邪魔致します… “覇蟆邇(はまに)人”と申します、単独性狩蜂屋です。
コチラに掲載なさっておられるハキリバチ♀も、『スミスハキリバチ』ではなく、
恐らくは、『サカガミハキリバチ♀』でしょう。
写真の解像度の問題でちょっと分かり難いですが、後体節背板の後縁毛帯の前に、フラッシュの照り返しが多く見られるエリアやその境界線となる浅い括れ線は確かに在るようなので、スミスやサカガミに特徴的な『無点刻のツヤ帯』はあるのでしょうが、
スミスハキリバチに見られる筈の顔面や中胸背中央辺りの黒毛が殆ど見られず、顔面の毛が全体的に淡黄褐色~乳白色に見えていますので、サカガミハキリバチとするのが妥当だと思われます。