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ミヤコイバラ


バラ目 バラ科 

落葉のつる性低木で林縁に生えますが、池や湿地の周りでもよく見られます。 日本の固有種で、本州(新潟県・長野県以西)、四国(北部)、九州(北部)に分布します。 花は6月~7月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 トゲや小葉、托葉の形はテリハノイバラによく似ています。 葉の表はテリハノイバラほどではありませんが少し光沢があり、葉の裏は白色を帯びますが、中にはあまり白くならないものもあります。 小葉の形には変異があり、先のとがったものからテリハノイバラのように先が丸くなったものまであります。 茎には大きなトゲのほかに小さなトゲと腺毛があります。 テリハノイバラは腺毛があってもわずかであり、腺毛の有無によってテリハノイバラと見分けることができるようです。 腺毛は肉眼でわかるものをつける個体から、ルーペで見ないとわからないものをつける個体まであるようです。 テリハノイバラと判別の困難なものも見られ、両種の交雑種(ミヤコテリハノイバラ)もあるといわれています。 (写真)2019.6.18 加西市玉丘町

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