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スイバ


ナデシコ目 タデ科 

川や池の土手、畑地、水田のあぜなどに生える多年草で、高さは0.3~1mになります。 日本の北海道~九州と、アジアの温帯地域、ヨーロッパ、モロッコ、オーストラリアに分布します。 雌雄別株で、花は5月~8月に咲きます。 葉や茎にシュウ酸を含み酸っぱいので、「酸い葉(スイバ)」と呼ばれるようになりました。 酸っぱい味がすることから、スカンポとも呼ばれます。 他にイタドリ、ギシギシも酸っぱい味がするのでスカンポと呼ばれています。 「土手のすかんぽジャワ更紗(さらさ)~」と歌われる北原白秋作詞の「酸模(すかんぽ)の咲く頃」という唱歌がありますが、この歌にでてくるスカンポはスイバのことだといわれています。 北原白秋の出身地の福岡県柳川市ではイタドリとギシギシはスカンポとは呼ばないことから、この歌のスカンポがスイバのことだとわかりました。 若芽や若い葉は、おひたし、胡麻和え、煮物などで食べることができます。 ヨーロッパでは、サラダ、ソテー、スープ、詰め物料理などに使うため栽培されているそうです。 (写真)2019.4.18 加古川市尾上町

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