ツチアケビ


キジカクシ目 ラン科

森林内や笹薮に生える多年生の地上性ランで、高さは0.5~1mになります。 地上部には葉はなく、葉緑素を持たずにナラタケと菌根を形成して共生し、養分の全てを共生菌に依存しています。 日本の北海道(西南部)、本州、四国、九州、沖縄と朝鮮半島、中国南西部に分布します。 花は6月~7月に咲き、ほとんどが自家受粉で、昆虫による花粉の送粉はまれであると考えられています。 地下茎は太くて長く、分枝して横にはい、多くの茎を地上に出します。 果実は長さ10cm程、多肉質で真っ赤に熟し、熟しても裂けませんが、ヒヨドリなどの鳥が食べて糞とともに種子を散布していることが分かっています。 この果実がアケビの果実に似ていて、土から生えるアケビという意味で名付けられました。 一般的にランの仲間の植物は微小な種子をつけ、風によって種子を散布しますが、風散布をしないツチアケビの種子はランの仲間では最も大きいのですが、それでも径が0.7~0.9mm程度です。 (写真)花 2016.6.25 篠山市今田町

(写真)花の拡大 2016.6.25 篠山市今田町

Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Black Square
  • Twitter Black Square
  • Google+ Black Square