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オニユリ


ユリ目 ユリ科

河川敷や田の畔など人里近い場所に生える多年草で、高さは1~2mになります。 日本の北海道~九州と朝鮮半島、中国に分布しますが、古い時代に鱗茎を食用にするため中国大陸から持ち込まれたと考えられています。 花は7月~8月に咲きますが、日本にあるのはほとんどが3倍体で種ができません。 長崎県の対馬から朝鮮半島南部にかけて2倍体のものが見つかっており、このあたりが原産地と考えられます。 葉の付け根に珠芽(ムカゴ)をつけ、ムカゴで増殖します。 ムカゴが地面に落ちて発芽してから、3年目くらいで花が咲きます。 日本に自生するユリの仲間でムカゴをつけるのは、このオニユリだけです。 鱗茎は、やや苦みがありますが食用になります。 ユリの鱗茎(ゆり根)を食用にしているのは、世界中で日本、朝鮮半島、中国だけといわれています。 (写真)2016.7.18 小野市黍田町

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