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ヘクソカズラ(ヤイトバナ)

  • shibata-t
  • 2019年2月8日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年12月11日


リンドウ目 アカネ科

つる性の多年草で、日当たりのよい藪や草地に普通に見られます。

日本の北海道~沖縄と朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、インドシナ半島、インドに分布します。 花は、8月~9月に咲きます。 他の植物やフェンスなどに巻きついて生育し、ツルは左巻きです。 葉、茎、果実に悪臭があることから、屁屎葛(ヘクソカズラ)と名づけられました。 万葉集でも、屎葛(クソカズラ)という名で登場しています。 花弁は外側が灰白色、中心は紅紫色であり、その色合いがお灸を据えた跡のようなのでヤイトバナ(灸花)の別名があります。 また、かわいい花が咲くのにヘクソカズラという名ではかわいそうだということで、「サオトメバナ」という呼び名も提唱されていますが、あまり定着していないようです。 (写真)花 2017.8.26 加古川市尾上町

(写真)果実 2019.10.1 加西市網引町

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