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トゲナナフシ


ナナフシ目 ナナフシ科

体長 57~75mm

湿り気の多い樹林の地表や樹木の低いところで見られますが、秋になって気温が下がってくると道や建物の周囲に出てきて目に付くようになります。 通常は褐色をしていますが、緑色のものもいるということです。 全身にトゲが生えていますが、触っても痛くありません。 飛ぶことができませんが、木の枝に似ているのと、じっとしていることが多いので天敵の鳥に見つかりにくくなっています。 野外ではオスは過去に一度しか見つかっておらず、通常はメスだけで卵を産んで繁殖しています。 卵は鳥に食べられても消化されてしまわずにふ化できることがわかっており、卵を持ったトゲナナフシが鳥に食べられることにより卵を遠くまで運んでもらって生息地を広げていると考えられています。 ヤツデ、バラ類、アザミ類などの植物を食べます。 成虫は、5月~11月に見られます。 (写真)2018.9.1 明石市明石公園

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