カクレミノ
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セリ目 ウコギ科
高さ3~8mの常緑小高木で、海岸近くの湿り気のある照葉樹林に生えます。
日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島南部、台湾に分布します。
花は7月~8月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 雌雄同株で、両性花だけがつく花序と、雄花だけがつく花序があります。 若木のときの葉の先が3~5裂しますが、成木になると切れ込みがなくなります。 樹液中にウルシと同じウルシオールという成分を含むので、体質によってかぶれることがあります。 日陰に強い常緑樹なので、和風庭園に植えられるだけでなく、マンションなどの洋風の建物の緑化用としても植えられています。
古事記や日本書紀にでてくる「ミツナガシワ」という植物がカクレミノのことだといわれ(カクレミノではなくオタニワタリなどの別の植物だという説もあります。)、仁徳天皇の皇后が紀の国へ採りにいったと書かれています。ミツナガシワは神聖な宴会に食器として使われたといわれています。現在でもカクレミノのことを「ミツナガシワ」や「ミツデガシワ」と呼んでいる地域があり、神前に供物を捧げるときにカクレミノの葉を使う習慣があったそうです。 (写真)2017.9.10 明石市明石公園