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モチツツジ


ツツジ目 ツツジ科

高さ1~2mになる半常緑の低木で、明るいアカマツ林で多く見られます。

日本の固有種で、本州(静岡県・山梨県~岡山県)、四国に分布します。 花は4月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 花のガク、若葉、若枝、果実に多くの腺毛があって粘着質の液を出し、触るとねばねばするのでモチツツジと呼ばれます。 この粘液は、花や葉を食べにやってくる昆虫を防ぐために出していると考えられており、実際に多くの小さな昆虫がくっついてつかまっています。 また、粘液につかまった昆虫を食べるために、カメムシの仲間のサシガメ類がよくここで見られ、専門に居ついているモチツツジカスミカメという昆虫もいます。 これらのモチツツジにつかまった昆虫を食べるカメムシの仲間の昆虫は、粘る腺毛の上を自由に歩き回ることができるようです。 花がきれいなので、多くの園芸品種が作られ栽培されています。 (写真)2012.5.12 加古川市上荘町

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