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サルトリイバラ


ユリ目 サルトリイバラ科

落葉のつる性半低木で、林内や林縁に生えます。

日本の北海道、本州、四国、九州、沖縄と朝鮮半島、中国、台湾、東南アジアに分布します。 雌雄別株で、花は4月~5月に咲きます。 トゲと巻きひげで他の植物などに絡みつきます。 サルも引っ掛かるほど鋭いトゲがあることからこの名がつきました。 柏餅は江戸時代に生まれ関東地方を中心に食べられてきましたが、近畿地方から西ではそれ以前からサルトリイバラの葉で包んだ餅が食べられてきました。 赤く熟した実は、ドライフラワーやリースによく使われます。 山帰来(サンキライ)とも呼ばれていますが、もとは中国原産のケナシサルトリイバラ(土茯苓;ドブクリョウ)を生薬として輸入しこれを山帰来と呼んでいました。 これとよく似ていることから、日本に自生するサルトリイバラもサンキライと呼ばれるようになりました。 (写真)果実 2018.10.24 多可町八千代区

(写真)雄花 2019.4.21 三木市福井      (写真)雌花 2019.4.22 三木市福井

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