クロアナバチ
- shibata-t
- 2018年9月5日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年9月16日

ハチ目 アナバチ科
体長 25~30mm 河川敷などの開けた草地で見られます。 日当たりと水はけのよい砂地の地面に50cm程の巣穴を掘り、キリギリスの仲間の昆虫に麻酔をかけて巣に引き込み、これに産卵します。 成虫は、6月~10月に見られます。
日本の本州~琉球列島と、朝鮮半島、台湾、東南アジア、インド、スリランカ、オーストラリア、ニューギニアに分布します。 (写真)2017.9.27 丹波篠山市今田町木津

(写真)2021.9.15 加古川市尾上町池田
























誤同定発見しました。
コチラでの2枚の掲載写真の内、
下の写真(撮影地:加古川市…)の方は、クロアナバチでOKですが、
上の写真(撮影地:丹波篠山市…)の方は、地上の既存坑に(主にイネ科の→)枯草を解した“詰め物”で仕切りや閉塞栓を施して巣を作る、コクロアナバチ♀です。
腹柄節がクロアナバチより相対的に長く、また、写真ではボヤケていますが、それでも“違い”が感じられる程、前肢跗節の“熊手状剛毛”(←地中掘坑アナバチが土掻きに使う…)が乏しいのが分かります。“クロ”と“コクロ”を♀蜂同士で比べると、大顎の形状・長さも随分と違っているのですが…