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オオカナダモ


オモダカ目 トチカガミ科 

ため池、川、水路に生える多年生の沈水植物で、全長は1mにもなります。

南アメリカ(ブラジル南東部、ウルグアイ、アルゼンチン)原産で、生物の実験材料として日本に持ち込まれたものが野生化し、1940年代には山口県で野生化の記録があります。

現在は、日本の本州、四国、九州の全域に帰化しています。

雌雄別株で日本には雄株だけが入ってきており、殖芽や植物体の切れ端で増殖しています。

植物体は冬も枯れずに越冬し水質汚濁や低水温に強いことから、同じような環境に生育する在来種のクロモに大きな影響を与えています。

花は、5月~10月に咲きます。

(写真)2021.6.24 多可町中区牧野(北播磨余暇村公園)

(写真)2021.6.24 多可町中区牧野(北播磨余暇村公園)

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