ウワミズザクラ


バラ目 バラ科 

落葉高木で、日当たりのよい谷間や沢の斜面などに生えます。

日本の北海道(石狩平野以南)、本州、四国、九州(熊本県南部以北)と、中国(中部)に分布します。

花は4月~5月に咲き、花粉は昆虫が運びます。

果実は8月~9月に赤色から黒色に熟し、食べれます。

果実酒にすると、香りがよく琥珀色の美しいお酒ができます。

イヌザクラとよく似ていますが、イヌザクラは葉にやや浅い鋸歯があるのに対しウワミズザクラは細かく鋭い鋸歯があること、イヌザクラは花序の下部に葉がないがウワミズザクラは葉があること、で見分けることができます。

古名は「波波迦(ハハカ)」といい、天照大神が天岩戸に隠れたときに「天の香具山に棲む大きな牡鹿の肩骨を天の香具山に生えていた天のハハカの火で焼いて占わせた」と古事記に書かれています。

ウワミズザクラの名前の由来には次のような説がありますが、よくわかりません。

① 亀甲占いで輪切りにした材に溝を掘って使用したことから、上溝桜(ウワミゾザクラ)が転化した。(亀甲占い  で輪切りにした材を使うということについては、調べてもわかりませんでした。)

② 亀甲占いは裏に溝を掘った亀の甲や鹿の肩甲骨に焼いた丁字形の木の棒を押し当ててヒビの入り方で占うことから、裏溝桜(ウラミゾザクラ)が転化した。

③ 花序が垂れたり横を向いたりして上を向いていないことから、上不見桜といわれた。

(写真)2021.4.11 加西市若井町

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