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ノタヌキモ


シソ目 タヌキモ科  湖沼、ため池などに生える一年生の浮遊植物で、茎は細く全長は1.5mに達します。 花は、7月~10月に咲きます。 葉は水中で細かく羽状に分かれ、多くの捕虫嚢をつけてミジンコなどの小動物を捕まえる水生の食虫植物です。 自分で消化酵素を出すのではなく、捕虫嚢に生息するバクテリアの力を借りて捕まえた小動物を消化します。 よく似た仲間に、イヌタヌキモ、タヌキモがあります。 ノタヌキモは葉の裂片が三次元に展開し、イヌタヌキモとタヌキモは二次元で平面的に展開することで見分けられます。 日本の本州(新潟県以南)~沖縄と、東アジア~インド、オーストラリアに分布します。 平野部のため池から姿を消しつつあり、全国の28府県でレッドデータブックの対象になっています。 環境省レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類 兵庫県レッドデータブック:Cランク (写真)花 2020.9.22 小野市来住町

(写真)葉 2020.9.22 小野市来住町

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