アメリカイヌホオズキ


ナス目 ナス科 

北アメリカ原産の一年草で、高さは30~80cmになり、道端、荒地、河川敷などに生えています。 日本への侵入は1951年に兵庫県尼崎市で確認されたのが最初で、北海道~沖縄に帰化しています。 花は5月~12月に咲き、花弁の色は淡紫色~白色ですが、秋の後半になってくると濃い紫色の花が見られるようになります。 果実は始めは緑色ですが熟すと黒紫色になり、緑色のものと黒紫色のものが入り混じって着いていることもあります。 よく似たものに、史前帰化植物といわれるイヌホオズキと北アメリカ原産のテリミノイヌホオズキがあります。 テリミノイヌホオズキは果実に強い光沢があり、アメリカイヌホオズキもやや光沢がある(強い光沢のあるものもあります)のに対し、イヌホオズキは光沢がないという特徴があります。 また、果実を上から見たときのガクの形が、アメリカイヌホオズキはいびつな星形で果実に張り付くか軽く反り返っていますが、イヌホオズキとテリミノイヌホオズキは梅の花形をし果実に張り付かず反り返っています。 さらに、果実のつき方では、イヌホオズキとテリミノイヌホオズキは小果柄が交互にズレて出ますが、アメリカイヌホオズキは少しずれて出ますがほぼ一点から出ているように見え、ひとつだけ大きくずれた位置から出ることがあります。 一カ所に着く花(果実)の数は、アメリカイヌホオズキは少なく1~5個であるのに対し、イヌホオズキとテリミノイヌホオズキは3~12個と多いという違いもあります。 (写真)2017.10.1 多可町加美区豊部(加古川支流の杉原川河川敷)

(写真)果実 2017.11.18 加西市網引町(加古川支流の万願寺川河川敷)

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