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カタバミ


カタバミ目 カタバミ科 

畑地、庭、公園、道端などに生える多年草で、地面をはうように広がり、高さは5~10cmになります。 日本の北海道~沖縄と世界中の熱帯~温帯に広く分布します。 花は、4月~10月に咲きます。 葉は3枚の小葉からなる複葉で、ひとつずつの小葉はハート形をしています。 葉は夕方になると閉じ、片側が欠けて食べられたように見えることから、片食み(カタバミ)と呼ばれるようになりました。 葉にはシュウ酸が含まれていてかむと酸っぱい味がし、これで硬貨の十円玉を磨くとピカピカになります。 昔はこれで銅の鏡を磨いたようで、鏡草(カガミグサ)とも呼ばれていました。 熟した果実を触ると種子が勢いよくはじけ飛び、1mくらい飛びます。 地上に横に伸びた茎のところどころから根を出し、繁殖力が強くてなかなか根絶できないところから、子孫繁栄につながるとして家紋に使われています。 葉の色が緑色のものが多く見られますが、葉が暗赤紫色になる品種はアカカタバミ、うすく暗赤紫色がかかる品種はウスアカカタバミと呼ばれて区別されることがあります。 (写真)2017.4.19 小野市古川町

(写真)アカカタバミ 2019.5.11 多可町八千代区俵田

(写真)ウスアカカタバミ 2021.9.5 明石市明石公園

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