ドクダミ


コショウ目 ドクダミ科 

水田のあぜ、用水路脇、休耕田、ため池の縁、林縁などの湿ったところに生える多年草で、高さは15~50cmになります。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、インドに分布します。 花は6月~7月に咲き、花弁もガクもなく、4枚の白い花弁に見えるのは総苞片です。 総苞片の上に棒状の花序があり、雌しべ1個と雄しべ3個からなる小さな花をたくさん着けます。 全草に独特の臭気がありますが、利尿作用や高血圧の予防効果があるとされ、生薬として利用されます。 また、新鮮な葉を火であぶって化膿性の腫れ物の上に貼ると、膿を吸いだし腫れが引くといわれます。 特有の臭気は高熱で消えるため、葉は天ぷらなどで食べることができます。

ベトナムでは生でサラダや生春巻きに入れて食べるそうです。 名前の由来は、①毒嬌み(毒を抑える)から来たという説、②毒や痛みに効くことから「毒痛み」から来たという説、③特有の臭気から毒を持っているのではということで「毒溜め」から来たという説があります。 江戸時代に書かれた大和本草という書物には、「日本の馬医がこれを馬に用いて飼うと、十種類の薬の効能があるとわかり、十薬(じゅうやく)と名をつけたと言う。」と書かれています。 (写真)2017.6.17 西脇市落方町

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