タネツケバナ


アブラナ目 アブラナ科 

田のあぜ、休耕田、ため池の縁、河川敷などの湿ったところに生える一年草または越年草で、高さは10~30cmになります。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、台湾に分布します。

これまでヨーロッパに分布する4倍体のものと同一種のCardamine flexuosa With.とされてきましたが、最近の研究でアジアに分布するものは8倍体の別種であるとされ、Cardamine occulta Hornem. という学名になるといわれています。 花は3月~6月に咲き、稲の種もみを水に漬けて苗代の準備をする頃に花を咲かせることから名づけられました。 葉柄や葉の縁に細かい毛が生え、茎の下部は暗紫色を帯びて短毛が生えるものが多いですが、水辺に生える変種のミズタネツケバナは茎が軟弱で毛がほとんどなく、紫色を帯びません。 よく似たものにユーラシア大陸・北アメリカ原産の外来種コタネツケバナがありますが、タネツケバナより小型でロゼットをつくらず、茎や葉は無毛、種子の周囲に狭い縁(翼)があり、かじるとカラシナのようなピリッとした辛味があるのが特徴です。

タネツケバナはロゼットをつくりますが、根生葉は花期には枯れて見られません。

若い葉はピリッとした辛味があり、サラダや肉料理の付け合わせ、おひたし、汁の実などで食べることができます。 (写真)2018.3.14 小野市黍田町

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