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カラムシ(マオ、クサマオ)


バラ目 イラクサ科 

林縁、河川敷、道端などのやや湿った場所に生える多年草で、高さは1~2mになります。 日本の本州~沖縄と、中国、台湾に分布します。 雌雄同株で雄花と雌花があり、花は7月~9月に咲きます。 花粉は風で運ばれる風媒花で、多く生えている地域では花粉症の原因植物になっています。 茎の皮から丈夫な繊維が採れるため、古くから紵(お)、苧麻(ちょま)、真麻(まお)、苧麻(まお)などと呼ばれて栽培されてきました。 有史以前から栽培されてきたことから、史前帰化植物ではないかともいわれています。 よく似たものに古い時代に渡来したと考えられているナンバンカラムシがあり、カラムシより大型で葉の幅が広く、茎の毛がカラムシは斜め上に向いて密生するのに対し、ナンバンカラムシは横に開出した白毛が密生することで見分けることができます。 しかし見分けのつかないものもあり、両種の雑種も多いといわれています。 (写真)2014.9.6 加東市上滝野

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