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クロモジ


クスノキ目 クスノキ科 

高さ2~5mになる落葉の低木で、山地の落葉広葉樹林に生えます。 日本固有種で、本州(東北地方南部以南の太平洋側)、四国、九州(北部)に分布します。 雌雄別株で、花は4月に葉の展開と同時に咲きます。 枝の香りがよいことから、皮つきで和菓子などに添えられる高級な爪楊枝(つまようじ)に使われます。 名前の由来としては、樹皮に地衣類が付着して黒斑ができ、それが文字を書いたように見えることから名づけられたといわれています。 一方、昔は黒木(クロキ)と呼ばれ、宮中では枝の先を砕いて歯ブラシとして使われており、宮中に仕える女房(女官)言葉の「○○もじ」という使い方(杓子をシャモジというような使い方)からクロキの楊枝をクロモジと呼び、楊枝として使う木もクロモジと呼ばれるようになったということもいわれています。 (写真)花 2019.4.12 西脇市坂本

(写真) 果実 2019.6.9 丹波市山南町

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