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オトギリソウ


キントラノオ目 オトギリソウ科 

草原、林縁、池の土手などの日当たりのよいところに生える多年草で、高さは30~60cmになります。 日本の北海道~沖縄と、朝鮮半島に分布します。 花は、7月~9月に咲きます。 花弁とガク片には通常は小さな黒点と黒線がありますが、黒点については変異が多く、黒点のないものもあるようです。 葉にも多くの黒点があり、葉の縁には黒点が並んでいます。 昔は民間薬として使われたといわれ、果実を日干しにして煎じたものを飲むと止血、鎮痛などの効果があるといわれ、生の葉の汁を塗ると切り傷や打撲傷に効くといわれていますが、この場合は皮膚炎を起こすこともあるようです。 名前の由来は、鷹匠が鷹の傷薬としてこの植物を極秘に使っていたものを弟が他の鷹匠に教えてしまったので、怒った鷹匠が弟を切り殺したという平安時代の伝説がもとになったといわれています。 (写真)2015.8.2 三田市大川瀬

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