スミレ

May 21, 2019

キントラノオ目 スミレ科 

耕作地周辺や高原の草地、川や池の土手、道端などの日当たりのよいところに生える多年草で、高さは7~15cmになります。
日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、ロシア(ウスリー地方)に分布します。
花は、3月下旬~6月に咲きます。

地上茎のないグループのミヤマスミレ類に入り、この仲間は雌しべの先(柱頭)がカマキリの頭のような形をしているのが特徴です。
花の色は濃い紫色のものが多いですが、淡い色のものもあり変化に富んでいます。
花の側弁の基部には毛が生えていますが、中には無毛のものもあります。
葉はヘラ形で細長く、葉柄には翼があります。
アリアケスミレと葉の形がよく似ていますが、スミレは花が葉よりも高いところで咲くという違いがあります。
種子の端には昆虫のアリが好む物質を含んだエライオソームというものが付いており、アリが拾って運ぶことにより分布を広げます。
そのため、コンクリートのひび割れから生えているのを見ることもあります。
葉や花は山菜として利用され、葉は天ぷらや和え物、花は吸い物の椀だねとして食べられますが、外来のニオイスミレやパンジーは有毒なので注意が必要です。
古くからスミレと呼ばれていたようで、万葉集にスミレの名前が出てきます。
名前の由来は、植物学者の牧野富太郎が「花の形状が大工道具の墨入れ(墨壺)を思わせることからスミレと呼ばれるようになった」という説を唱えていますが、疑問視する意見もあり、よくわかっていません。
(写真)2016.4.29 多可町加美区

Please reload

Featured Posts

私たちの会では、これまで武庫川、猪名川、揖保川、淀川、大和川、由良川について、その流域の自然環境と人のくらしのかかわりをテーマとした冊子を発行してきました。
このたび、加古川に関する冊子をとりまとめることができました。
その内容については、何らかの方法で紹介したいと思っています。
この冊子では、動植...

このe-Bookについて

January 26, 2019

1/2
Please reload

Recent Posts

July 3, 2020

July 3, 2020

July 3, 2020

June 29, 2020

Please reload

Search By Tags
Please reload

Follow Us
  • Facebook Black Square
  • Twitter Black Square
  • Google+ Black Square

© 1999-2016 by Wildlife Research Society

Power by Ashiya Famillia