ヒメヨモギ


キク目 キク科 

日当たりのよいやや乾いた草原に生える多年草で、高さは1~1.2mになります。 日本の本州~九州と朝鮮半島、中国に分布します。 「やや乾いた草原に生える」とされていますが、加古川では河口の水際や中州に繁茂しており、内陸部の草原に生えるものとは全く別の植物のような印象を受けます。 日本の本州~九州と、朝鮮半島、中国に分布します。 花は、8月~10月に咲きます。 加古川河口のように河川の河口域や海岸部に生えるヒメヨモギは、徳島県の勝浦川河口(徳島市)と那賀川河口(阿南市)、宮城県の北上川河口(石巻市)、愛知県の三河湾奥の塩生湿地でも確認されており、内陸部の草原に生えるものと生態的な形質が違うだけなのか、起源の異なるものなのか、興味のあるところです。

また、近年は緑化用に導入された外来のヒメヨモギが野生化しているとの情報もあり、外来の系統である可能性も考えられます。

ヒメヨモギは兵庫県のレッドデータブックではBランクに選定されていますが、その解説の中で加古川河口のものは「ナンゴクヒメヨモギの可能性が高い」と書かれており、レッドデータブックの対象とはされていません。

残念なことに、そもそもナンゴクヒメヨモギが何者なのか学名もつけられておらず、別種なのか、亜種なのか、変種なのか、品種なのか、外来種なのか在来種なのか、またヒメヨモギとの形態的な差異はどこにあるのか、何も明らかにされていません。

愛知県では、塩生湿地に生えるものも含めて、レッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類に選定されています。

(写真)2014.10.26 加古川市尾上町

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