ツリガネニンジン


キク目 キキョウ科 

山地の草原、川や池の土手、林縁などに生える多年草で、高さは0.4~1mになります。 日本の北海道~九州と、サハリン、千島列島に分布します。 サイヨウシャジンという変種があり、花冠がやや細長い壺型であること、花柱が長く突き出すことで区別されています。 サイヨウシャジンは、日本の本州(中国地方)、九州、沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾に分布します。 花は8月~10月に咲き、雄しべが先に成熟し、その後で雌しべが成熟することにより自家受粉を防いでいます。 春の若い芽はほとんどアクがないので、山菜として胡麻和え、おひたし、味噌和え、油炒めなどで食べられるほか、根も天ぷら、キンピラなどとして食べることができます。 トトキとも呼ばれ、「山でうまいはオケラにトトキ、嫁にやるのも惜しうござる」と囃子歌に歌われたように、キク科のオケラと並んでおいしい山菜とされてきました。 花が釣り鐘のような形をしており、太い根が朝鮮人参に似ていることから「釣鐘人参(ツリガネニンジン)」と呼ばれています。 この名前は、平安時代の「本草和名」という書物や、江戸時代の「本草綱目啓蒙」や「大和本草」という書物にでてきており、古い時代から食用にされてきたようです。 (写真)2018.10.22 加西市玉野町

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