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オオイヌノフグリ


シソ目 オオバコ科 

ヨーロッパ、西アジア、中近東の原産の2年草で、高さは10~20cm程度で、市街地や農耕地で普通に見られます。 日本に入ったのは明治時代の初めと推定され、現在では全国的にありふれた草になっています。 花は3月~5月に咲き、花粉は昆虫が運びますが自家受粉もします。 秋に芽を出し、他の植物が茂らない冬に横に広がって育ち、早春に花をつけて春の終わりには枯れてしまいます。

しかし季節外れに芽を出して、花を咲かせているのを見ることがあります。 イヌノフグリという日本在来種があり、これよりも花が大きいので名づけられました。

花の色はイヌノフグリがピンク色で、オオイヌノフグリは普通コバルトブルーですが、オオイヌノフグリにもときどきピンク色のものを見かけます。 「フグリ」とは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形がオス犬の陰嚢に似ているとしてこう呼ばれるようになりました。 ちなみに、オオイヌノフグリの果実は、それほどは似ていません。 (写真)2017.4.2 丹波市青垣町小倉

(写真)ピンク色の花 2020.3.1 丹波市山南町井原(加古川河川敷)

(写真)2020.1.29 丹波市春日町黒井

(写真)2022.7.5 明石市明石公園

(写真)2022.10.15 加東市掎鹿谷


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