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ガンピ


アオイ目 ジンチョウゲ科

高さ1~2mの落葉低木で、アカマツ林や山の斜面上部などの日当たりのよい砂質地や岩石地といったやせ地に生えます。

日本の固有種で、本州(伊豆半島以西、石川県以南)、四国、九州に分布します。 花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 花には花弁(花びら)がなく、花弁のように見えるのはガクです。 樹皮の繊維は和紙の原料となり、同じ和紙の原料となるコウゾに比べて繊維が細くて短いので、緻密で独特の光沢をもった紙ができ、中世から近世にかけては「鳥の子紙」の名で紙の王といわれました。 ガンピの栽培が難しく、紙の原料としては野生のものが多く使われています。 (写真)2018.5.27 多可町八千代区

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