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ヒメヤシャブシ


ブナ目 カバノキ科

落葉の小高木で高さ2~7mになり、主として日本海側の多雪地のやせた土地や崩壊地に多く生えますが、雪の少ない太平洋側の地域でも山地の砂防用の樹木としてよく植えられています。

日本の固有種で北海道、本州(鳥取県以北)、四国に分布すると一般的な図鑑には書かれていますが、原産地として日本とあわせて朝鮮半島と中国北部をあげている人もいます。 雌雄同株で雄花と雌花があり、花は3月~5月に葉の展開と同時に咲きます。 花粉は風で運ばれ、花粉症の原因植物のひとつといわれています。 根に根粒状の組織を持ち放線菌と共生し、空中の窒素を養分として利用できるためやせた土地でも生育できることから、治山目的ではげ山によく植えられてきました。 (写真)2018.6.30 多可町八千代区

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