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マタタビ


ツツジ目 マタタビ科

落葉のつる性木本で、山地の林縁に生えます。

日本の北海道、本州、四国、九州と朝鮮半島、中国、千島列島に分布します。 雄しべだけを持つ雄花をつける雄株、雌しべだけを持つ雌花をつける雌株、雄しべと雌しべの両方を持つ両性花をつける両性株があり、花は6月~7月に咲きます。 花をつけるつるの先端部の葉は花の時期には白くなり、花粉を運ぶ昆虫へのサインになっていると考えられています。 花や未熟な実にマタタビミバエやマタタビアブラムシが産卵すると虫こぶができ、熟す前に落ちます。 実は薬用種として利用されますが、虫こぶになったものの方が薬効が高いといわれ生薬としても利用されています。 つるは、かごを編む材料として利用されます。

ネコ科の動物は、この植物の揮発性成分を嗅ぐと恍惚状態になります。 (写真)2018-6-26 多可町八千代区

(写真)虫こぶ 2018-6-26 多可町八千代区

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