ニセカラクサケマン
キンポウゲ目 ケシ科
地中海沿岸原産の一年草または二年草で、半つる性になり1mほど伸びます。
1987年に沖縄県うるま市で採集され、和名がつけられました。
空き地、耕作地、道路の低木植栽帯などで見られます。
花は、3月~7月に咲きます。
おなじ仲間で半つる性のカラクサケマン、セイヨウエンゴサクとよく似ていますが、花がピンク色でなく白色(受粉後はピンク色がかる)であること、花柄が下に湾曲すること、ガク片が花弁の1/2と類似種より長いことで見分けることができます。
また、葉がカラクサケマンは粉白色を帯びるのに対し、ニセカラクサケマンは黄緑色で粉白色を帯びないという違いもあります。
セイヨウエンゴサクの葉も粉白色を帯びず黄緑色ですが、わずかに白みを帯びるといわれています。
(写真)2021.3.24 明石市上ノ丸2丁目
(写真)花 2021.3.20 明石市上ノ丸2丁目
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