ウスモンフユシャク
チョウ目 シャクガ科
開張 オス21~30mm
冬に現れるガで、成虫は12月~1月に雑木林で見られます。
メスは翅が退化して飛ぶことができません。
幼虫は、カバノキ科のツノハシバミ、ブナ科のカシワ、アベマキ、クヌギ、コナラ、ヤナギ科のカワヤナギ、バラ科のヤマザクラの葉を食べることが知られており、特にクヌギ、コナラを好んで食べるようです。
日本の北海道~九州と、朝鮮半島、ロシア南東部に分布します。
フユシャクの仲間は皆よく似ていますが、全体に茶褐色をしており、上翅の外横線が上端付近で少しくの字状に曲がり、上翅に黒点がないかほとんど目立たないことで見分けることができます。
(写真)オス 2021.1.19 明石市明石公園
(写真)オス 2021.1.18 明石市明石公園
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